aphanisis

日々のメモ。なお、記事はすべて真実

や、

(意図的に、やや対話形式で) 眠れないと開いてしまう場所になりかけているな。 しかし、今月のPVが100を突破していたとは、こりゃ、また有難いやら迷惑やら、困った気もするが、いや、有難いってことはないかな、かといって迷惑でもないので、本当のところ…

本編

なかなか書いてみるもんだな、と思って指を動かしていたが、読み返してみたらつまらなくて不機嫌になった。糞が。 先の物語はわたしの完全な空想である。男もいないし女もいない。夕刻の住宅街も煙草もない。 いや、眠れないのは本当である。 なにもできな…

眠れぬ夜と思い紛うものがある。 微睡んでいたら、なんかぼんやりと頭が冴えてきて、みるみる視界がひらけていく。するとまた、眠くなってくる。体が湯に浸かるように心地よくなっていく。また暫くすると、今度は最前よりもっと明確に意識がはっきりとしてい…

擁護したいという欲望

詩は描かれることができるのか、と驚かされたものだ。鑑賞者の驚嘆は両極的だと思う。一に、作品(家)の激情が理由による衝撃、二に、実は作家は絵具の量や重なりなどに非常な注意を払っていた(ことを知る)という理由による衝撃。鑑賞者は横から作品を眺…

おまんこ!

おまんこ!

中西進の『古事記をよむ』

万葉集を出典とする新元号「令和(れいわ)」の考案者として浮上している国際日本文化研究センター名誉教授の中西進氏が、・・・ 『「令(うるわ)しく平和」 新元号考案者とされる中西氏が出版社にコメント 18日増刷分出荷へ』 産経ニュース はっはーん、…

伏せ名の物語 さいごの一文

主人公の〈わたし〉は、自らの女物語を眺め(つまり、彼自身と彼のむかしの女たちのことを考え)、最後、つぎのような決着をつける。 ・・・結局、今日までの個人的な経験を想起してみて––––それからその物語に私見を寄せてみるならば、“ひと”にとっちゃ男よ…

初恋

ワタクシの文を読むのが好きだと言ってくださる奇特な方がおられたので、更新します。こう言うからにはもちろん、更新するのはその方のためであって、序でに言えば奇特なのはその方だけで他のあんたらのことじゃないよ。あんたらはワタクシの拙い文を読むん…

美の体験

絵画と美。その体験を想起し、記述してみる。 となれば当然、前提としてぼくの〈美〉とはなにかを語っておく必要があるわけだが、口下手なぼくには––––ぼくの美であるはずなのに––––上手に語ることができないので、代わりに個人的にとってもしっくりくる、他…

人の読み方

さて、人の読み方だけれど、ぼかぁ本ほど真剣には読んでないと思うね。 だって本みたいに読んでたら今ごろ自殺してるにきまってらぁ。今とは別タイプの気狂いになってるよ。 つい3年前は、それこそ、本を読むみたいに人間を読んでたね。 けどそれで偉い目に…

人か、書か

牛乳の中にいる蝿、その白黒はよくわかる、 どんな人かは、着ているものでわかる、 天気が良いか悪いかもわかる、 林檎の木を見ればどんな林檎だかわかる、 樹脂を見れば木がわかる、 皆がみな同じであれば、よくわかる、 働き者か怠け者かもわかる、 何だっ…

父について

やあ、海へ行ってきたよ。ここの海はつまらないな、もう行かないよ さて、父に関係する女性たちは、みなが同じようにたいへん苦労していることに気がつく。例えばわが母である。なぜまあ、乱暴な暴君的幼稚性にあそこまで我慢できるのか。あの人がいちばん…

姉について

姉が発狂したと聞く。 歳は三十路にさしかかるこの姉は、父の前妻の子であり、従って関係は義理である。 ながらく障碍児の介護だか、臨床心理学の勉強だかやっていたらしいが、いまは知らない。背丈は高くなく、瞳が父に似ていたと記憶している。 姉との想い…

ぼくは男のひとりなんだね

なんだってこんなに女のこと書くか振り返るかって、やっぱりぼくは男のひとりなんだろうね。ぼくはいろんな言葉で同じものを語っている気がしてなりません。違う言葉で、違う顔して、違う手つきでいろいろやってるんだが、結局向かってる先は同じもののよう…

ヤァッ!夢をみたよ! きのう友人に自分の昔話をしたからなのかな。あるいは、彼女が僕に向けた「いい夢見てください」って言葉に反応しすぎたのかしら むかしの女(ひと)が出てきたんだよ。前の前の女。高校時代のふたり目の恋人が現れたんだよ。そいで、…

僕の住まい処

家からすぐの白兎海岸へ訪れたなんと荒々しい波おりだろう

『八つ墓村』

『八つ墓村』を観ている いやあ、音楽がどうにも芥川っぽいなあと思っていたら案の定、そうであった 芥川也寸志の映画音楽ってやつはりいいなあ。純音楽はまるで駄目(聴かない)なんだけど、映画音楽はいいなあ。つい先日に早坂文雄に惚れたばっかりだのに…

中井久夫 / 『最終講義 分裂病私見』

分裂病は、研究者から転じて後、私の医師としての生涯を賭けた対象である。私は医師としての出発点において、実に多くの分裂病患者が病棟に呻吟していることを知った。精神科に転じてから最初に外来助手を勤めた若い女性が幻聴を訴えただけで、ろくすっぽ診…

あなた方にはウンザリだ!

ブログのアクセス解析みるとウンザリするね。スキモノってのはいるんだな。まあ僕もそうだけどな aphanisis ってのは〈性交力消失恐怖症〉の意味もあるが、もちろんそれだけじゃないよ Ⅺ

要素

炬燵でぬくりながら勉強している。庭の、風に揺れる裸んぼの木みてると死にたくなる。 異国に旅立つ夢をみた。飛行機に搭乗するため、ゲートを通過した途端にちょうどよくアラームが鳴って目が醒めた。6時になりかけの東の空の橙色が綺麗だった。滲んだふう…

愛することの難しさ

ここのところ、よく安吾を想う 私は思惟の中で、あなたの肉體は外のどの女の肉體よりも、きたなく汚され、私はあなたの肉體を世界一冒瀆し、憎み、私の「吹雪物語」はまるであなたの肉體を汚し苦しめ歪めさいなむ畸形児の小説・・・(略)・・・私はあなたの…

あああああ

気がつきたくないことに気がついてしまった。真実かどうかなんか知りゃあしねえよ、けどいや〜なこと考えちゃった 偶然の顔を装ってやってくるんだものな 起伏の雪はあかるい桃の漿をそそがれ青ぞらにとけのこる月はやさしく天に咽喉を鳴らしもいちど散乱の…

柴田南雄 / 『日本の音を聴く』ほか

柴田南雄 / 『日本の音を聴く』『柴田南雄著作集 第2巻』 柴田南雄(1916〜1996) 「知の巨人」で知られる柴田の著作。僕は柴田南雄の人と作品が好きである。『日本の音を聴く』は、前半は殆どエッセイで、後半は自作解説に内容があてられている。『著作集 第…

オクタビオ・パス / 『マルセル・デュシャン論』ほか

いやあ、この一年の読書量は例年に比べて冗談抜きに少なかったな。30も読んで無いんじゃないかなあ。とはいえ面白い本が数冊あったのも事実。ネタ切れてきたから本の記述をやるよ。 オクタビオ・パス / 『マルセル・デュシャン論』、『泥の子供たち』 Octavi…

やってしまった

恋人に手紙を書いた さんざん嘘を書いた気がする –––– 思い出したくないので、すぐに封をやった

感情に距離をもつ音楽家のいくつかの音楽

感情の奴隷になってはいけない –––– ジョン・ケージ いやあ、そんなこと言われてもね、奴隷になっちゃうよ、僕は。 あなたのいくつかの作品を聴くとね。 Four Walls: 高橋アキ コンテンポラリーダンスの巨匠でありケージのパートナーでもあったカニングハム…

太宰の或る短編について

太宰の或る短編について考えている。なんとか書こうと思って頑張ってるんだが、最近自分が書いたもののなかで1番面白くなりそうな気がする

なんだら

愚痴だえ、越後から聞る 牡丹はもたねど、花の鏡像 庭に咲かせたりして、 袈裟に愚痴だえ、愚痴だえ 寝まり寝まらず待ち明かす ござあれこれしまするぞ こ ん こ まつるの陰で 松の葉っぱみたいに、こん細やかに

ふえっとんかち

しゅくしゅくとして、みなもをあるく狐たちは、たかい天空の涯の、あかい一点をめざしている。 くびをのばした亀の甲羅に銀河が映えて、幾何学模様と星々。どうきょうをみっけた。 凍てついたちぢくにぶらさがる猿のしっぽが円弧を描く。それをべつのちぢく…