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日々のメモ

狂おしいほどの清澄

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ああ、僕はいまこの風景を前に、三木稔箏曲を聴きながら煙草を吸っているのだが、なんという気持ちだろう。この懐かしき、狂おしいほどの清澄。

 

 


Miki Rhapsody for Koto.wmv

 

まったく信じられる人間も、頼れる人間もいなくなった2年前の春。ボクは毎日学校から駅までの下校道を徒歩で過ごした。駅までの30分。いつも聴いていたのがこの曲なのである。

いま、あの頃の奇妙に伸びやかで健やかな気持ちを思い出してしまった。強烈な孤独と孤独への愛着。狂おしいほどの清澄。あの感覚はいまでもこうして帰ってくるのか。生きているのか。ボクはボクなのか。