aphanisis

日々のメモ

すべての詩人が恋人を素材とした詩で語っていることはこれである


この馬鹿め

いっつもへらへら笑いやがって

お前のようなやつ

機関銃で蜂の巣にしてやりたい


自分の喜びには敏感で

僕の苦しみには不感症


いいやお前は、

自分の苦しみにさえも不感症だ


騙し屋

盲目

楽観主義者

嘘をつく眼と

口で近づく汚い女


性交するとき名前を呼ぶな

お前は僕としちゃいないじゃないか

お前のなかで美化された

虚構の僕としているんだから

お前はお前としてるんだから


お前は

自分が思っている以上に不純なやつだ

無自覚なやつほど

–––– というより、

自分は大丈夫だ

なんて思ってるやつほど

手に負えない馬鹿はいない


頭の沸いた守銭奴

金で嘘と身を売る女

お前らのような商売人

とそれから客は

水雑炊でも食って死ね


僕に芸術を語るな

映画を、音楽を、美術を、写真を、

あらゆる芸術を語るな

お前に「芸術が好きだ」

なんて言わせない